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ワクチンについて

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混合ワクチンについて色々考え、定説、悩みがあると思います。

「3年に1度」「抗体が低くなった種類だけ接種」など他にもあるかも知れません。
どの方法が正解なのでしょう?

正解は・・・ありません。無いと言う訳ではないのですが。

ワクチンとはウイルスに対しての抗体を作るために接種するモノです。
この抗体を作るために接種は何回するのか?どれくらいの期間毎にするのか?が様々な考え、定説があるのです。
抗体はワクチンの種類、また環境にもよるのですが3年以上持つ子もいるが全体の1割の子は抗体が出来ないと言われています。
この事に基づき接種頻度が決められます。

まず「3年に1度」の考えはアメリカのガイドラインに沿った方法です。
アメリカでは混合ワクチンの摂取率が非常に高く、抗体が出来ない1割の子を周りの9割の子でカバーする形の「集団免疫」が確立しております。ですので「3年に1度」で十分であるとの考えになるのです。勿論地域、環境の違いによりアメリカでも緒論はあります。

ところが日本では混合ワクチンの接種率が低いため自ら感染から予防しなければならないのです。

実際のところ抗体がしっかり持続する子もいるのは確かなので、それならば抗体がどれだけあるかを調べる「抗体価検査」によって毎年検査後足りないワクチンのみを接種する方法もあります。

デメリットもございます。
ワクチン費用が通常の5種〜8種よりも高くなる(品質期限が短い、バラで購入できないetc)

完全な単体ワクチンがない(パルボのみ、パルボ、ジステンパー混合、ジステンパー、アデノ混合)

抗体価検査費用がかかる(8000〜10000円)

いつ抗体価が低下するか分からない(1年後なのか3ヶ月後なのか)

そのデメリットをデメリットと考えず御家族の負担を少しでも減らしたい、ワクチンアレルギーを起こした事がある、そのためには抗体価検査を受け結果に応じたワクチンプログラムをしたいという方もいらっしゃると思います。

そこで当院では、従来の「1年毎の毎年接種」だけではなく、御希望のかたには「抗体価検査に基づいた接種」も実施しております。
あらかじめご連絡いただければ御対応いたしますのでお気軽にご相談下さい。